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本商品は弊社が2002年に発売した『鋼鉄の騎士II』をWindows2000/XP/Vista/7対応とし、新シナリオ「とくべつばん」を追加収録したものです。 なお文庫化にあたり、旧版で搭載されていたインターネット対戦機能は現在のネット環境にそぐわないため廃止となりました。 (LAN対戦機能は従来通り搭載しています) |
『鋼鉄の騎士U』は第二次世界大戦時に於ける戦車部隊同士の戦いをシミュレートした戦車戦SLGです。
プレイヤーは戦車部隊指揮官(中隊規模)として指揮下の戦車1両ごとに移動方向や射撃目標などを指示しながら敵戦車部隊と戦闘を繰り広げます。
各車両には車体と砲塔の装甲厚および傾斜角(前面、側面、背面を別個にデータ化)、標的面積、戦車砲の貫徹力と砲塔の旋回範囲、エンジンの故障率など詳細なデータが盛り込まれており、「高性能だが故障しやすいパンターD型」や「車高が低く待ち伏せ向きのW号駆逐戦車」といった特性を余すところなく再現しています。
図のように戦車の砲塔と車体の前面、側面、背面装甲の厚さが個別に再現されています。 強力な敵戦車と戦う時には実際の戦車戦と同様、装甲の薄い側面や背面に回り込めば有利に戦えます。 その他にもキャタピラへのピンポイント射撃や足回りによる走破能力(装軌、半装軌、装輪)の違い、悪路でのスタックなどもルール化。 天候の変化に伴い視界範囲も刻々と変化するので「砂嵐に紛れて敵に接近を図る」といった作戦も実施可能です。 またHEAT弾や乗員脱出なども再現しています。 |
装甲の傾斜角 | 入射角 | |
角度の付いた装甲は命中弾が表面を滑って有効弾になりにくい上、砲弾が貫徹しなければならない装甲の厚みを増す効果があります。 本ゲームではこれを再現するため、防御力の算出時に角度による補正を加えています。 左図の通り、100oの装甲でも角度が60度だと130o、45度だと145oに相当し、それだけ貫通されにくくなります。 |
敵の射撃を受けた時、敵弾の入射角は車両の向きによって23度、45度、67度、90度のいずれかになります。 ティーガー1の砲塔前面は傾斜角90度(つまり垂直)ですが、敵に対して斜めに相対すれば敵弾の入射角は45度になります。 つまり45度の傾斜装甲を持っているのと同じになるわけです。 |
ゲームに登場する国家はドイツ、イギリス、アメリカ、ソ連、フランス、イタリア、ポーランド、ハンガリー、日本の9カ国。登場車両は各国の戦車、突撃砲、駆逐戦車、ハーフトラック、装甲車など171車種に上ります。
例えばドイツ軍の場合、大戦初期のU号戦車からV号、W号戦車は言うに及ばずV号突撃砲やエレファント重駆逐戦車、そしてティーガー2なども登場。パンター戦車ではD型、A型、G型、ヤクトパンターの各タイプはもちろん試作に終わったF型やパンター2まで様々なバリエーションをデータ化しています。
更に本ゲームにはデータベース機能が搭載してありゲームに登場する全ての車種について開発経緯や全長全幅などの実測値、生産台数など膨大なデータが記載されています。
ドイツ以外にもM4シャーマン、クロムウェル、ルノーR35、T34、スターリン、トルディ、97式中戦車、特二式内火艇、SMK重戦車など各国車両が多数登場。
更に超重戦車マウスやトータス、5式中戦車など実戦に投入されなかった幻の車両も多数収録しています。
またデータ変更機能が充実しているのでクルスク戦などの史実戦シナリオにこれらの車両を登場させることも可能です。
登場車種一覧はこちら
キャラクターにはビットマン、バルクマン、カリウスなどのエース搭乗員をはじめ各国の戦車兵が多数登場。
キャンペーンシナリオでは戦闘経験による能力アップなどRPG的な要素も楽しめます。
ビットマン | ペルモチック | ホルストナウマン | バール | カリウス |
シナリオは西部戦線、東部戦線、北アフリカ戦線、そして太平洋戦線を網羅したショートシナリオとプレイヤー同士が自由に部隊を編成して戦えるフリーセットアップシナリオ、加えて独ソ戦を通してプレイするキャンペーンシナリオの計24本を収録。
またCPUとの対戦だけでなく、LANを使用した人間同士の対戦プレイも楽しむことができます。
キャンペーンシナリオでは、それぞれ能力の異なる30人の戦車兵がプレイヤーの指揮下で戦います。
各戦車兵は命中、速射、機敏、操縦の能力を持ち、経験値によって能力がアップします。
能力の低い戦車兵でも経験を積ませる事によりベテラン顔負けの活躍をさせる事も可能です。
キャンペーンに登場する各戦車兵の詳細なデータについてはこちらをご覧下さい。
文庫版ではキャンペーンシナリオのキャラ替えバージョン「とくべつばん」を追加収録。
登場キャラクター30名を新たに描き下ろしました。
キャンペーンシナリオでは8枚のマップを使用。
戦車の行動が阻害される河川や湿地、機動力が遺憾なく発揮できる平原、待ち伏せに適した森林など戦場に応じた戦い方が勝利の鍵です。
STAGE1 ソ連 北方戦区 |
STAGE5 ソ連 コルスン周辺 |
1941年6月、独ソ不可侵条約は破られドイツ軍はソ連領内へと侵攻を開始した。 橋梁上に居座るT34戦車、SMK多砲塔戦車に注意せよ。 |
1944年2月、ロシア南部のコルスンで包囲された友軍を救出するため、ドイツ軍戦車隊は進撃を開始した。 雪と泥のために機動力が阻害されるので射撃と移動の判断に細心の注意が必要とされよう。 |
STAGE2 ソ連 ステップ地方 |
STAGE6 ハンガリー ドナウ平原 |
1942年夏、ロシア南部に展開するドイツ軍はスターリングラードに向かい猛進撃を開始した。 このステージでは少数ではあるが重装甲の恐るべきKV1重戦車が登場する。 |
1944年10月、東部戦線のドイツ軍はソ連軍による猛攻の前に後退を続け、遂に戦線はハンガリーにまで及んだ。 恐るべきスターリン重戦車に対抗するには、ベテラン用のヤークトパンターが必要となろう。 |
STAGE3 ソ連 ハリコフ近郊 |
STAGE7 ハンガリー ブダペスト近郊 |
1943年2月、ロシア南部の大都市ハリコフを奪回するためドイツ戦車部隊は進撃を開始した。 ベテラン用戦車としてティーガー1が登場するので是非とも搭乗員練度を上げてから臨みたいステージである。 |
1945年1月にハンガリーで繰り広げられたドイツ軍最後の機甲部隊による攻勢作戦。 果たしてドイツ軍戦車部隊はブダペストへ向かう突破口を開けるのであろうか? ベテラン用戦車としてティーガー2が登場する。 |
STAGE4 ソ連 プロホロフカ |
STAGE8 ドイツ ベルリン近郊 |
史上最大の戦車戦として名高いクルスク戦車戦の南翼を再現するステージ。 ベテラン用車両のパンターD型は攻防走全てに優れた傑作戦車であるが故障率の高い所が泣き所だ。 |
キャンペーン最後のシナリオ。 押し寄せるソ連軍を前にドイツ軍戦車部隊は如何に戦うべきであろうか。 各種車両が登場するが、ベテラン用はヤークトティーガーである。 |
38t戦車(ドイツ) | V号戦車J型(ドイツ) | ティーガー1(ドイツ) |
ナースホルン(ドイツ) | プーマ(ドイツ) | E100試作重戦車(ドイツ) |
T34D型(ソ連) | JS2スターリン(ソ連) | T35多砲塔戦車(ソ連) |
シャールB1重戦車(フランス) | パナール装甲車(フランス) | 7TP(ポーランド) |
クルセーダーV(英国) | チャーチルZ(英国) | アキリーズ(英国) |
M4シャーマン/75(米国) | M8装甲車(米国) | T28試作重戦車(米国) |
97式中戦車(日本) | 4式中戦車(日本) | 特2式内火艇(日本) |
P40重戦車(イタリア) | セモベンテM40自走砲(イタリア) | トゥラン1型(ハンガリー) |
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D型だけではありません!
本ゲームに登場するパンター系車両
※各車種ともD型同様、各々4種類ずつの塗装パターンが用意されています。