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本商品は弊社が2005年に発売した『空母戦記2』をWindowsXP/Vista/7対応とし、索敵隊自動編成などの新機能を追加したものです。 なお文庫化にあたり、旧版で搭載されていたインターネット対戦機能は現在のネット環境にそぐわないため廃止となりました。 (LAN対戦機能は従来通り搭載しています) |
「攻撃隊、全機直ちに発艦せよ!」 空母の戦いを再現する海戦SLG
『空母戦記2文庫版』は第二次世界大戦における空母機動部隊の戦いを再現する海戦シミュレーションゲームです。
プレイヤーは空母機動部隊を指揮し、敵艦隊と戦いを繰り広げます。
登場兵器は287種類 日米だけでなくヨーロッパ各国の兵器も多数登場
登場艦船は日、米、英、仏、独、伊の空母、戦艦、巡洋艦、駆逐艦、水上機母艦、潜水艦など177クラスに及び、「赤城」「サラトガ」「ハーミス」などの有名空母は言うに及ばず軽空母や商船改造空母、更に「伊吹」「グラフ・ツェッペリン」などの未成空母も多数登場します。
搭載機数や速力、装甲、武装はもちろん飛行甲板と格納庫の広さや装甲空母の飛行甲板防御などもデータ化されており、艦隊砲撃戦では「1式弾」や酸素魚雷による「遠距離雷撃」も再現されます。
航空機は「零戦」「彗星」「ヘルキャット」など110機種が登場。
空母搭載機だけでなく「雷電」「1式陸攻」などの陸上機や「零式水観」などの水上機も網羅し、「紫電改41型」など幻の機体や終戦後に実用化された高性能機も多数登場します。
各航空機には速力、旋回能力、航続力、防御力、爆弾(魚雷)搭載数、前方機銃と旋回機銃、故障率などがデータ化され、機種ごとの特色を緻密に再現しています。
また搭乗員の練度と疲労度もデータ化され、空戦や爆撃、索敵、発着事故などに影響を与えます。
更にラバウルやミッドウェー、サイパンなどの飛行場に加え潜水艦も戦場の伏兵として活躍します。
本ゲームはデータだけでなくゲームシステムも入念なリサーチに基づき緻密にデザインされています。
例えば昼夜や天候による視界への影響、発見率の低下、戦闘機の上空直衛、索敵機による触接、爆撃時の投弾高度、閉鎖式格納庫のガス爆発、索敵失敗や誤認による不確実性の再現、レーダーとVT信管、駆逐艦による搭乗員救助、攻撃隊の空中集合と未発見の敵を攻撃する索敵攻撃もルール化し、空母の戦いを実戦さながらに再現します。
ゲームが開始されると両軍艦隊はマップ上を移動しつつ索敵機を発進させて敵を捜索し、敵艦隊を発見したら攻撃隊を発進させます。
「索敵機の情報は正しいか?」「目標上空の天候は?」「爆弾と魚雷どちらを搭載するのか?」「護衛の戦闘機は何機必要か?」「上空直衛用に戦闘機を何機残すか?」「攻撃優先目標は?」などの判断は全てプレイヤーに委ねられ、奥が深くスリリングなゲーム展開が楽しめます。
本ゲームではプレイヤーが作戦指揮に集中できるよう便利な機能を随所に取り入れており、格納庫の航空機を飛行甲板へ上げる際の「一括昇降」や装備を変更する際の「自動装備変更」、攻撃隊の「全機出撃」や搭乗員の「自動搭乗」、帰投した編隊の「自動着艦」などの機能が数多く盛り込まれています。
もちろん自動機能を使わずに手作業で細かい設定もできるので、「97式艦攻の1/3には魚雷、残りは爆弾を装備する」といった細かな武装変更も可能です。
加えて『文庫版』では「索敵隊の自動編成」機能を追加したので、1隻ずつ索敵隊を編成するのが面倒な方でも手軽にプレイできます。
またゲームに登場する287種類の登場兵器を網羅したデータベース機能を搭載しており、各兵器の開発経緯や戦歴、実測値などをいつでも調べる事ができます。
シナリオはサンゴ海や「マリアナ沖海戦など実際の戦いを再現する史実戦ショートシナリオ、歴史のifを追求する仮想戦ショートシナリオ、太平洋全域を舞台としたキャンペーンシナリオ、自由に両軍艦隊を編成できるフリーセットアップシナリオの計12本を収録。
キャンペーンシナリオでは「損傷艦を内地に回航して修理する」「手持ちの艦船を他方面に引き抜かれる」「熟練搭乗員を内地に送って教官にする」などショートシナリオには無い要素が満載です。
各シナリオのデータ変更も可能なので「マリアナ沖海戦で流星が大量配備されていたら?」「雲龍型空母の量産がもっと早かったら?」など歴史のifを追求する事もできます。
またCPUとの対戦だけでなくLANを使用した人間同士の対戦プレイも可能です(対戦プレイは非サポート)
空母は強力な攻撃力を誇りますが、飛行甲板やエレベーターが破壊されると発進や着艦が出来なくなったり、格納庫の航空機を飛行甲板に上げられなくなってしまいます。
このため「いかに敵より早く相手を発見して先制攻撃できるか」が勝敗を左右し、そのための索敵が重要となります。
旧版『空母戦記2』では索敵隊は1隻ごとに索敵隊を編成していましたが、『空母戦記2文庫版』では索敵隊の自動編成機能を搭載しました。
これにより艦隊の全艦からワンタッチで索敵隊を編成する事ができます。
(自動編成した後で一部をキャンセルしたり編成し直す事も可能です)
マップ画面 マップ拡大機能を搭載しました。 拡大時はフル画面でのプレイが可能です。 またマーカーサイズが変更可能になったので、艦隊や潜水隊がより判別しやすくなりました。 解像度1280×1024で、マーカーサイズを「大」にした拡大マップはこちら |
艦隊データ画面 艦隊は空母を中心とした最大25隻の輪形陣で再現され、ゲーム中の分割・合流も自由に行えます。 損傷艦は損害の程度によってグラフィックが変化するので、艦隊の被害状況が一目で判ります。 |
艦船データ画面 艦船は艦橋や格納庫、機関区などのブロックにより構成され、各部の上面/側面装甲も精密に再現しましています。 搭載機の装備変更時には「戦闘機は標準装備、艦攻は雷装、艦爆は爆装」といった一括装備変更が可能なため快適にプレイできます。 |
航空機データ画面 ゲームに登場する110機種の航空機は旋回性能と速力を別データ化。 また機種ごとに搭載爆弾の種類や急降下爆撃、緩降下爆撃、水平爆撃、航空雷撃の可否がデータ化されています。 |
飛行場データ画面 飛行場には大規模、中規模、小規模の3段階があり、規模によって駐機可能機数や同時発進機数、対空火力などが異なります。 ゲームでは飛行場でのみ運用できる1式陸攻や雷電、B17、ハリケーンなどの陸上機が多数、登場します。 |
海戦画面 海戦の解決手順は昼戦と夜戦で異なります。 昼戦では視界が良いため射程の長い戦艦の主砲が物を言いますが、夜戦では混戦となるため駆逐艦の魚雷も充分な脅威となります。 本ゲームでは海戦前に艦隊を臨時分割して、空母だけを逃がすこともできます。 |
爆撃画面 攻撃隊の編成時には攻撃目標の他に優先目標艦種や目標隻数、投弾高度などを指示します。 発進後の編隊は与えられた命令を元に編隊長の判断で行動するため、時には目標を発見できなかったり艦種誤認などのアクシデントも発生します。 |
損害判定画面 損害判定は砲弾、魚雷、爆弾1発単位で判定します。 各艦船には武装や甲板、舷側などの装甲厚がデータ化されており、弾薬庫や爆装機、雷装機が破壊されると誘爆により大損害を受ける事もあります。 |
潜水艦戦画面 PC98版ではイベントとして扱われていた潜水艦がユニットとして登場。 前後の発射管を別個にデータ化しており、戦場の伏兵として活躍します。 |
グランドマップ キャンペーンシナリオで使用するグランドマップは日本本土からハワイまで12の戦区に分かれ、日米海軍が一進一退の攻防を繰り広げます。 |
艦隊編成画面 キャンペーンでは艦隊編成や各艦への航空機搭載、搭乗員配備、提督の乗艦など全てプレイヤーの自由に行えます。 |
キャンペーンシナリオ キャンペーンで毎ステージ補充される航空機はプレイヤーが任意に選べます。 新型機の開発が完了すると、新しく補充を受けられるようになります。 また前線の旧式機を内地に送り返すと補充機数がアップします。 |
※画面は全て『空母戦記2』の開発時のものです。 |
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