第3回戦闘航海日誌
ここでは弊社デザイナー阿部隆史が2001年4月5日から4月13日までの「対戦アワー」に行った、インターネット対戦の記録を掲載しています。
対戦アワーについては、「第1回Q&A」を参照して下さい。


その1
日時:2001.4.5 1905〜2010
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
全部隊を南下させた後、東北東に進出させる。
陣型は前衛第2駆逐隊(配置1、速7)、右側衛第6駆逐隊(配置6、速7)、後衛第2戦隊(配置10、速5)、主力第1戦隊(配置7、速6)とする。
南下は第2駆逐隊が3回、第1戦隊と第6駆逐隊が4回、第2戦隊が5回。
第2戦隊は東北東への回頭と共に増速する。
なお敵第67任務部隊へ対処する為、敵発見後は第2駆逐隊,第6駆逐隊の駆逐艦各1隻を分離、先行させる。
本作戦に於いても独航駆逐艦以外の全部隊がアウトレンジをこころがける。
いわゆるベンガル2号作戦である。

経過:
艦隊は進む東北東へ東北東へ。まだまだ進む東北東へ。
どこまでも進む東北東へ。おお、もうマップ端近いぞ!
急いで全部隊が右一斉で西南西へ舵をきる。
つまり重巡部隊が前衛になったって訳だ。
ちょっと進んだら13ターンにいきなり戦艦ウォースパイトが重巡筑摩を照射してきた。
筑摩にゃかわいそうだがチャンス!
全戦艦の前部主砲が火を吹く。
な、なんと!
レーダーには当たらず火災も発生しないではないか!
哀れ敵戦艦群の集中砲火を浴びた筑摩は無駄死となる。
しょうがない、次の移動で第2駆逐隊を敵第67任務部隊に近接させ主力と重巡利根は一斉回頭で離脱する。
駆逐艦親潮が戦艦ウォースパイトを照射!
ウォースパイトも利根を照射!
哀れ敵戦艦群の集中砲火を浴び利根も沈むが今度は無駄死とはならない。
運よくウォースパイトに魚雷が次々と命中し火災が発生、レーダーも破壊する。
だが大破したウォースパイトは次の15ターンで惜しくも鎮火、今度は戦艦レベンジを照射し集中砲火を浴びせる。
かくしてレベンジ炎上、戦艦ラミリーズにも駆逐艦の魚雷が命中し燃え上がる。
更に次のターンでもラミリーズに魚雷命中、この頃から射程が大遠距離から遠距離に変わり我が主砲弾も効果を上げ始める。
照射する度に我が方の駆逐艦が沈んでいくのは変わりないが。
17ターンに大破した戦艦ラミリーズが鎮火。
18ターンにレベンジ撃沈。
おお、北から敵巡洋艦部隊と駆逐艦部隊が降ってきたぞ。
第6駆逐隊がこれと交戦、反航戦で撃ち合う。
戦艦部隊は戦艦レゾリューションを撃沈。
だが次の20ターンで敵戦艦部隊を見失う。
そこで第6駆逐隊が敵巡洋艦を照射、戦艦の集中射撃を加える。
軽巡ダナエ、ドラゴン撃沈、パース大破。
21ターンで戦艦ソベリンを照射、集中射撃を加え大破させる。
パースもまた撃沈。
22ターンにはソベリン撃沈。
ここで対戦相手から「来客の為、中止したい。」とチャットがはいる。
やはりチャットがあると便利である。

その2
日時:2001.4.6 1906〜1920
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
またもやベンガル2号作戦である。

経過:
艦隊が東北東へ回頭しちょっと進んだところで敵駆逐艦出現。
なに?、フッチャー型?ばかな!
チャットで相手と交信。
どうもまだHPを見ていないらしい。
う〜ん、続けても良いのだが、相手が「また今度」と言うので回線切断。

その3
日時:2001.4.10 1915〜1955
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
今度もベンガル2号作戦である。

経過:
艦隊が東北東へ回頭しすこし進んだ7ターン目で敵A型駆逐艦4隻出現。
見事なT字型対決であるが6000m以内に近接されており前衛が次々と照射されてしまう。
続く射撃で我が全艦が猛砲撃を加え全敵駆逐艦を撃沈する。
こちらの損害は軽微なり。
敵駆逐艦の後ろにR型戦艦4隻が続航しているのが判る。
前衛と側衛は南下して敵主力の両側から接近し、主力と後衛は左一斉で敵との間合いをとる。
おっと、側衛が敵巡洋艦部隊を発見!敵旗艦の軽巡ホバートを照射する。
一斉射撃を受けホバートはあっと言う間に撃沈!
続く9ターンに前衛が敵主力を発見!旗艦の戦艦ソベリンを照射する。
やった!ソベリンが炎上したぞ。
駆逐艦の放った魚雷が軽巡ダナエに命中する。2本も!
でも沈まない...
ソベリンの火もすぐに鎮火されてしまう...
気を取り直して今度は駆逐艦黒潮がソベリンを照射。
う〜ん、ソベリンには魚雷やら砲弾やらが多数命中、もはや大破。
ダナエも撃沈。
でもこっちの前衛3隻が沈没してしまう。
そこで残った黒潮を11ターンの移動で北へ逃がす。
敵巡洋艦部隊を全艦、撃ち沈めたので側衛は安心して敵主力の背後に回り込む。
13ターン、戦艦レベンジ照射!続く射撃であえなく撃沈!
14ターン、お、第67任務部隊の戦艦ウォースパイトを敵主力右方に発見!
当然照射!、ウォースパイトも戦艦金剛をレーダー照射!
金剛に命中弾があり主砲塔1基が破壊、火災発生せるもウォースパイトには魚雷2本他、大口径弾多数が命中、もろくも沈没。
でも敵もさるもの。
J型駆逐艦の魚雷が駆逐艦早潮に2本命中、沈没する。
15ターン、やった!金剛の火が消えた。
なんとこの移動で敵主力は分散し戦艦レゾリューション、戦艦ラミリーズは独航艦となる。
こうなってはもはや速力の低下した敵旗艦を見逃しておく必要はない。
続く射撃で戦艦ソベリン、駆逐艦ジャッカルを撃沈、戦艦レゾリューション、戦艦ラミリーズを大破させる。
16ターン、戦艦レゾリューション、ラミリーズ、駆逐艦ジュピター、ジャベリンを撃ち取り有終の美を飾る。

その4
日時:2001.4.11 1915〜2045
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
いつものベンガル2号作戦である。

経過:
艦隊の東北東回頭後、11ターン目で敵A型駆逐艦4隻がマップ北端に出現。
前衛の射撃で駆逐艦エレクトラ撃沈。我が艦隊は一斉回頭で退避。
12ターンで駆逐艦グリフィンも撃沈。
13ターンで駆逐艦エクスプレス撃沈。
14ターン、戦艦ウォースパイトは南西方向から重巡利根、筑摩に射撃、損害軽微、駆逐艦エンカウンターを撃沈。
15ターン側衛が戦艦ウォースパイトを照射。敵はJ型3隻を分離してくる。
ウォースパイト、戦艦比叡を照射。
後方のR型戦艦4隻が戦艦比叡、ウォースパイトが戦艦霧島を猛射してくる。
両艦とも炎上、比叡は速力が3に低下、霧島は提督戦死、主砲の半分が沈黙。
こちらの射撃でウォースパイトが大破炎上、駆逐艦ジャベリン、駆逐艦ジュピターが沈没。
駆逐艦早潮も沈没。
次の移動で比叡を分離、駆逐隊を南下させ敵主力を発見。
ソベリンに照射し集中砲火を加えるがあまり戦果なし。
こちらは霧島が命中弾を受ける。
マップ西方から敵巡洋艦部隊が接近、駆逐艦嵐沈没、こちらも駆逐艦ジャッカルを撃沈。
17ターンにも戦艦ソベリンを照射、砲撃するがほとんど戦果なし。
18ターンで敵を見失う。
19ターンで駆逐艦黒潮がウォースパイトを捕捉、照射、集中砲火で撃沈するも黒潮もまた沈没。
20ターンに駆逐艦陽炎が戦艦ラミリーズを照射、集中砲火を加え魚雷1本を命中させるも火災発生せず陽炎は大破。
次ターンの移動で陽炎は南方へ退避。
代わりに駆逐艦朝潮がやはりラミリーズを照射、集中砲火。
今回は魚雷2本が命中し見事に撃沈、朝潮は大破。
22ターンに北方から回り込んでくる敵巡洋艦部隊を発見しこれを射撃、軽巡パースが炎上。
駆逐艦朝潮がソベリンを照射し集中砲火のうえ撃破、火災発生、朝潮は沈没。
23ターン敵巡洋艦部隊が戦艦比叡に追いつき照射、続く射撃で比叡が沈没。
こちらも戦艦ソベリンに集中砲火を加えるが撃沈には至らず。
軽巡ダナエは撃沈。
24ターンに各部隊は西進、ソベリンを射撃。
軽巡パースは撃沈。
25ターンにようやくソベリンを撃沈し軽巡ドラゴンを撃破。
ああ、もう主力の弾がほとんどない!
26ターンにドラゴン撃沈。
27ターンに全部隊北上、駆逐艦親潮がレベンジ照射、集中射撃、火災発生。
親潮は大破し火災発生。
28ターンに戦艦金剛が最後の4発を発射するがたいした戦果はなし。
29ターンに駆逐艦親潮が沈没、各艦はマップ西端から次々と離脱。
30ターンなので終了。
ふう、思わぬ長丁場の戦いであった。
まあ一応、勝利は得たがかなりひやひやした。

その5
日時:2001.4.13 1905〜2010
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
もひとつベンガル2号作戦である。

経過:
艦隊の東北東回頭後、7ターン目で敵A型駆逐艦4隻がマップ中央に出現。
前衛駆逐艦2隻が照射されるが駆逐艦エンカウンター、グリフィンを撃沈。
8ターンに全部隊が南下し駆逐艦エレクトラ、エクスプレスを撃沈。
9ターンに戦艦ウォースパイトを発見、照射し砲撃、レーダーを破壊、炎上。
10ターンの移動で全部隊が北上し北方の敵巡洋艦部隊を発見。
ああ、ウォースパイトが鎮火したのを気づかず照射し忘れてしまう。
10ターンの戦闘で駆逐艦親潮が沈没。
11ターンは敵巡洋艦部隊と交戦、軽巡ダナエを炎上させる。
12ターン、全部隊が南東へ変針し駆逐艦早潮が戦艦ウォースパイトを照射し集中射撃、魚雷と大口径砲によって撃沈、ダナエも撃沈。
さて、あとは気が楽だ。
13ターンに燃える早潮を分離し西方へ逃がす。
ついで駆逐艦ジュピター、ジャベリン、ジャッカル、スカウト、軽巡パース、ドラゴン(なんと魚雷2発命中)などを撃沈。
これで敵の共廻りはすべていなくなった訳だ。
マップ東方の本陣へ乗り込むとする。
14ターンに駆逐艦朝潮が戦艦ソベリンを照射、戦艦部隊が猛砲撃するがさして効果なし。
一方、駆逐艦の魚雷が当たって戦艦レベンジ炎上、小口径砲の砲撃で戦艦ラミリーズも火災発生。
朝潮は沈没。
15ターンで各隊南下し炎上中の2戦艦を射撃する。
だが16ターンにレベンジが鎮火、砲撃はラミリーズに集中しこれを撃沈。
17ターン、全艦分離しバラバラとなった敵を追い北上。
駆逐艦嵐が戦艦レゾリューションを照射し集中射撃で撃沈。
ここでチャット交信し降伏を勧告するが勇ましき大英帝国海軍の司令官殿はこれを受け入れず。
よって18ターンに戦艦ソベリン、19ターンに戦艦レベンジを撃ち沈め勝利を我が手にする。
レベンジの沈没地点はマップ北端ぎりぎりであった。


さぁて、インド洋の戦いも随分と回を重ねてきたし、そろそろ日米対決に移るとしようか。
と言う訳で次回からは
第1回設定資料集に収録した「設定11番 珊瑚海夜戦」となります。
私はホストで日本軍側、1式弾はなしとします。
なお次回からは対戦者のハンドル名を掲載しますので匿名希望の方はチャット交信でその旨、御送信下さい。



第1回設定資料集を見る

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