第2回戦闘航海日誌
ここでは弊社デザイナー阿部隆史が2001年3月28日から3月30日までの「対戦アワー」に行った、インターネット対戦の記録を掲載しています。
対戦アワーについては、「第1回Q&A」を参照して下さい。


その1
日時:2001.3.28 1909〜1942
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
第2駆逐隊は南東に進出させたのち南下、第6駆逐隊は南東に進出させた後、東進させ索敵に任じる。
第1戦隊は南東に進出させた後、南下させ待機する。
第2戦隊は南東に進出させた後、東進させ待機する。
上記のまま敵を発見するまで哨戒。
全部隊がアウトレンジをこころがけるが第67任務部隊発見時は駆逐艦1隻を分離し接近させる。
ウォースパイトのレーダーを破壊してからは積極的に行動する。
ベンガル1号作戦と命名する。

経過:
なんと接敵する前に敵駆逐艦からレーダー射撃を浴びる。
なに?フレッチャー型?そんなばかな?
続々と現れるフレッチャー型に我が駆逐艦と巡洋艦はなすすべもなく炎上する。
どうやら今日の御相手はまだインフォメーションを御覧になっていないらしい。
どうしようか?
一旦、回線を切断しようか?
でもせっかく始めた今日の対戦ではあるし...
むこうがどんな陣容なのかも気になる。
ようし、このまま続行しよう。
うあ、南の方からアラスカ型数隻が撃ってきた。
東部ではサウスダコタ型数隻が大暴れしてる。
結局、我が軍は主力の戦艦4隻をマップ外に離脱させゲームが終了した。
さて敵の陣容は?
おぅ、なんとレーダーつきの米新型戦艦が12隻?
うぅむ。
チャット機能なしでフリーセットアップ対戦をやるとこんな事もあるか...

その2
日時:2001.3.29 1914〜2005
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
ベンガル1号作戦。

経過:
開始から数ターン後、第6駆逐隊がいきなり敵駆逐艦と接敵、照射される。
後ろの視界外に敵巡洋艦部隊がついており第6駆逐隊はあっと言う間に壊滅。
後続していた第2戦隊も次のターンに照射され利根が大破。
第2戦隊は全力で北西に逃げるが敵駆逐艦が追いすがる。
20cm砲の4門もあれば旧式駆逐艦など目じゃないのだがいかんせん利根型には後方へ撃てる兵器がない。
ピンチ!
更に第2駆逐隊も敵駆逐隊に照射され大打撃を蒙る。
かくして敵R型戦艦の位置はほぼ特定できたものの我が補助艦の大部分が海の藻屑となってしまう。
ついで中央を南東へ進撃した我が主力が戦闘に参入、敵巡洋艦部隊を撃滅する。
だが、どうもおかしい・・・
敵の巡洋艦部隊にD型が存在せずリアンダー型、パース型4隻の編成となっているのだ。
ひょっとして・・・と思った時!
おお、なんと我が戦艦部隊の背後から4隻の艦影が!
恐れていたウォースパイト部隊(第67任務部隊)か?
いや、なんとトライバル型4隻?
やはりどうも御相手はちゃんと編成していないらしい。
照射され敵の戦艦砲火で旗艦金剛が燃え上がる。
あっというまに敵駆逐艦4隻をかたずけ敵の正面に回った筑摩が敵の旗艦ソベリンを照射する。
しばらくの間、双方の旗艦が集中砲火を受ける。
かくしてソベリンは沈没、金剛は奇跡的に鎮火する。
あとはアウトレンジで敵戦艦を各個撃破。
敵は各艦を分離し分散行動をとろうとするがなんと操艦を誤ったらしくラミリーズとレベンジが衝突して沈没!
最後にレゾリューションを砲撃で撃沈し、からくも勝利を得る。
敵を全滅したがこちらの残存艦も戦艦4隻のみ。
無傷は比叡のみであった。
もしも敵が衝突事故を起こさなかったら?
もしも敵がちゃんとウォースパイトを編入していたら?
冷汗ものである。

その3
日時:2001.3.30 
シナリオ:フリー(セイロン島沖夜戦) 日本軍
条件:第67任務部隊あり、1式弾あり

作戦:
全部隊を南下させた後、東北東に進出させる。
陣型は前衛第2駆逐隊(配置1、速7)、右側衛第6駆逐隊(配置6、速7)、後衛第2戦隊(配置10、速5)、主力第1戦隊(配置7、速6)とする。
南下は第2駆逐隊が3回、第1戦隊と第6駆逐隊が4回、第2戦隊が5回。
第2戦隊は東北東への回頭と共に増速する。
なお敵第67任務部隊へ対処する為、敵発見後は第2駆逐隊,第6駆逐隊の駆逐艦各1隻を分離、先行させる。
本作戦に於いても独航駆逐艦以外の全部隊がアウトレンジをこころがける。
本作戦をベンガル2号作戦と命名する。

経過:
今日はチャット機能の入った初対戦だ。
楽しみである。
各艦、戦闘序列に従いしずしずと東北東へ。
なかなか敵が現れない。
「そろそろ前衛の第2駆逐隊の針路を変えるか?」と思ったその時!
第2駆逐隊先頭駆逐艦がウォースパイトのレーダー射撃を浴び火ダルマとなる。
先頭駆逐艦を独航艦として先行させる事はもうできない。
2番艦を分離してウォースパイトへ向かわせ先頭駆逐艦は北方へ退避させる。
うまくウォースパイトを照射できた。
戦艦部隊の主砲が火を吹く。
ところが!
けっこう当たったくせにレーダーだけは無傷ではないか!
チャットによると「女王陛下の御加護があった」からだそうな。
まあとりあえずウォースパイトはまっ黄、黄のままいずこへと消えた。
ついで南下させた右側衛の第6駆逐隊が敵主力R型戦艦部隊を発見!
敵旗艦のソベリンを照射する。
ついで我が主力が猛砲撃を加えるが距離が離れすぎている為、なかなか有効打とならない。
ああ、照射する度に駆逐艦が減ってゆく。
数ターンに渡る砲戦の後、とうとう我が部隊は駆逐艦6隻を失ってしまった。
残り2隻も損傷しており探照灯はつかえない。
一方、敵旗艦のソベリンはついにボロボロとなる。
よしいまだ!
一斉回頭して敵の内懐に主力を飛び込ませる。
この時、敵は速力を上げる為に残存戦艦を分離して独航艦とする。
両軍各艦が火を吹く!
相手は独航艦の戦艦と巡洋艦だ、こちらが先にうてる。
「八百万の神々の御加護」があったらしく敵戦艦、巡洋艦はバッタバッタと薙倒されていく。
この時!
さっき姿を消したウォースパイトの主砲が火を吹く。
おお、まっ黄、黄だったウォースパイトがダメコンでマッサラではないか!
だがもはや敵主力部隊はバルハラやらアバロンやらへ行ってしまったのだ。
ウォースパイトだけならそう恐ろしい相手ではない。
我が主力は景気よく第67任務部隊に接近し...
そして私は「英国騎士の死に様」を見た。
やっぱりチャットがあると楽しい。


対戦プレイは楽しいのだけれども毎晩1900から約1時間と言うのは人と会う都合上、ちょっと無理がある。
そこで私が対戦プレイに参加するのは週2回(曜日不定)とさせて戴きたい。
悪しからず。



前のページに戻る