『太平洋戦記2』外交ルールについて
本ページに掲載されている説明は『太平洋戦記2』解説書より抜粋・編集したものです。 文章および画面は開発途中のものです。 |
24 外交フェイズ
《概要》
本ゲームにおけるプレイヤーの最大の目的は米国との講和なので、このフェイズは非常に重要な意味を持ちます。
24.1 外交フェイズとは
[24.11]
本ゲームには日本、米国、英国、ソ連、中国、仏印、タイ、満州、濠州、自由インド仮政
府の10カ国が登場し、プレイヤーは日本以外の各国に対して外交交渉を行うことができ
ます。
日本を除く各国は連合国、同盟国、中立国、中立国(条約締結)、併合、解散の内いずれか
の勢力に属し、勢力によって使用できる外交コマンドが異なります。
◆日本
プレイヤーが担当する勢力です。
◆連合国
日本側の敵対勢力です。
本解説書では「敵」「敵側」と記述している場合、日本側から見た連合国側(また
はその逆)を指します。
◆同盟国
日本側の同盟国です。
同盟国となりうるのは満州、タイ、仏印、自由インド仮政府の4カ国で、開戦時に
は満州と仏印が既に同盟国となっています。
◆中立国
日本側と連合国側どちらの勢力にも属さない勢力です。
中立国の根拠地に対しては、移動も攻撃もできません。
◆中立国(不戦条約締結)
連合国に属する国家が和平交渉の結果、日本と「不戦条約」を締結した状態で、普
通の中立国とは区別されます。
この勢力になりうるのは英国、濠州、中国、ソ連の4カ国です。
◆併合
プレイヤーは満州、仏印、タイが同盟国の時にこれらの国家を「併合」することが
できます。
同盟国を併合するとそれ以降は援助要請に応じずに済みますが、併合した国家の各
根拠地は治安度が低下してしまいます。
また、国際的信用の低下や米国民の戦意高揚などのデメリットもあります。
◆解散
状況により自由インド政府は解散します。
外交によって中立国を同盟国に引き入れたり、連合国と講和して不戦条約を結ぶなど国際
関係が変化し、ゲームの勝敗にも大きく影響します。
[24.12]
外交フェイズは専用の「外交マップ」上で行われます。
外交マップ上では日本を除く9カ国の国名ボタンと、画面下には各国が現在所属する勢力
が表示されます。
各ボタンには勢力を表す色が同盟=青、中立=黄色、連合国=赤、その他=灰色
で表示されます。
国名のボタンをクリックすると、現在使用できる外交コマンドの一覧が表示されます。
(使用できる外交コマンドが無い場合、ボタンはクリックできません)
[24.13]
プレイヤーが各国に対して使用できる外交コマンドには以下の種類があり、各々に
@〜Dの使用条件が定められています。
相手国 使用可能な外交コマンド(数字は使用条件) 米国 C和平交渉 D降伏 英国 C和平交渉 @対米和平交渉仲介依頼 中国 C和平交渉 @対米和平交渉仲介依頼 ソ連 A宣戦布告 C和平交渉 @対米和平交渉仲介依頼 満州 B併合 C援助 仏印 B併合 C援助 B艦艇譲渡 タイ B併合 C援助 B艦艇譲渡 @宣戦布告 A同盟 濠州 C和平交渉 @対米和平交渉仲介依頼 自由インド
仮政府C援助 C自由インド仮政府樹立
@・・・全ての中立国に対していつでも使用可能
A・・・中立国(不戦条約を締結していない)に対していつでも使用可能
B・・・同盟国に対していつでも使用可能
C・・・外交イベント(24.15項参照)が発生したターンのみ使用可能
D・・・いつでも使用可能
[24.14]
各外交コマンドの使用条件と効果は以下の通りです。
1カ国に対して使えるコマンドは、1ターンにつき1回だけです。
◆和平交渉(24.2項参照)
米国、英国、中国、ソ連、濠州と和平交渉を行うためのコマンドです。
米国と講和すると「日本側勝利」でゲームは終了します。
◆降伏
降伏します。
このコマンドはゲーム中いつでも使用でき、降伏すると「日本側敗北」でゲームは
終了します。
◆対米和平交渉仲介依頼(24.3項参照)
英国、ソ連、中国、濠州に、対米和平交渉の仲介を依頼します。
このコマンドは上記4カ国が中立国の時に使用可能なコマンドで、使用できるのは
1カ国につきシナリオ中で1回だけです。
◆宣戦布告(24.42項参照)
タイおよびソ連が中立国の時に使用可能なコマンドです。
このコマンドにより相手国に宣戦布告します。
宣戦布告された相手国は直ちに連合国側になります。
◆併合(24.54項参照)
満州、タイ、仏印が同盟国の時に使用可能なコマンドです。
このコマンドにより相手国のは日本に併合され、勢力は「同盟」から「併合」に変
わります。
併合した国家とは以降一切の外交はできなくなります。
◆援助(24.52項参照)
満州、タイ、仏印、自由インド仮政府が同盟国の時に使用可能なコマンドです。
相手国の援助要請に応え、日本の商船を相手国に譲渡します。
◆艦艇譲渡(24.53項参照)
タイ、仏印が同盟国の時に使用可能なコマンドです。
このコマンドにより相手国の艦船を日本側艦船として使えるようになります。
◆同盟(24.44項参照)
タイが中立国の時に使用可能なコマンドです。
このコマンドにより相手国との同盟を締結できます。
同盟国を締結すると勢力は「中立」から「同盟」に変化します。
但し、常に成功するとは限りません。
◆自由インド仮政府樹立(24.6項参照)
自由インド仮政府が樹立の協力要請をしてきた時に使えるコマンドです。
このコマンドによりシンガポールに自由インド仮政府を樹立することができます。
以降、自由インド仮政府は日本の同盟国となります。
[24.15]
外交フェイズは、以下の手順で進行します。
(1)まず「外交イベント」が発生します(イベントのないターンもあります)。
外交イベントとは、他国が日本に対して「援助要請」や「宣戦布告」など何らかの
アクションを行うことです。
(2)プレイヤーは「外交コマンド」(24.14項参照)を使用して外交を行います。
外交コマンドの中には、特定の外交イベントが発生したターンのみ使用できるもの
があります。
例えば「英国が和平交渉を求めてきている」という外交イベントが発生し
たら、そのターンのみ英国に対して[和平交渉]コマンドが使用できます。
外交コマンドの中には、使用する機会を逸すると二度と使用できないものがあるの
で注意して下さい。
尚、1カ国に対して使用できる外交コマンドは、1ターン1回だけです。
またシナリオを通して1カ国に1回しか使用できない外交コマンドもあります。
[フェイズ終了]ボタンをクリックすると、コマンド使用を終了します。
(3)プレイヤーが外交コマンド使用を終了すると、再び外交イベントが発生す
る場合があります。
これはプレイヤーが外交コマンドを使用した(または使用しなかった)結果として
発生するものです。
例えば同盟国が援助を求めてきたのに[援助]コマンドを使用しなかった時には
「相手国の親日度低下」や「親日政権の失脚」などのイベントが発生します。
24.2 和平交渉コマンドについて
[24.21]
[和平交渉]は米国、英国、中国、ソ連、豪州の「和平交渉イベント」が発生したターン
にのみ使用できるコマンドです。
和平交渉イベントとは、プレイヤーが重要根拠地の占領など特定の条件を満たした時に発
生するイベントで、相手国が講和会議の開催を求めてきます。
和平交渉イベントが発生したターンにコマンドを使用しないと、和平交渉の申し入れを断
ったものと見なされます。
◆英国、中国、ソ連、濠州との和平交渉
特定の条件を満たすと和平交渉イベントが発生します。
プレイヤーはそのターンの外交フェイズで[和平交渉]コマンドにより該当国との
和平交渉を行えます。
◆米国との和平交渉
米国と和平交渉を行うためには、まず中立国に[対米和平交渉仲介依頼]コマンド
により和平交渉の仲介を依頼しなければなりません。
(対米和平交渉仲介依頼については24.3項で詳しく説明します)
仲介が成功すると以降のターンで米国の和平交渉イベントが発生します。
プレイヤーはそのターンの外交フェイズで[和平交渉]コマンドにより米国との和
平交渉を行えます。
[24.22]
[和平交渉]コマンドを使用すると、相手国との和平交渉が開始されます。
和平交渉は以下の手順で行われます。
(1)プレイヤーは相手国に提示する講和条件を決定します。
講和条件は「領土の復帰」「根拠地の租借」など様々です。
(2)相手国はプレイヤーの提示した講和条件を受諾するか否かを回答します。
(3)講和が成立すると、相手国は日本との間に「不戦条約」を締結して中立国となりま
す(交渉相手が米国の場合はゲーム終了です)。
相手国が講和条件を受諾しない場合は交渉が決裂し、戦争は継続します。
国によっては第1回和平交渉が決裂した後に別の条件を満たすと、第2回以降の和
平交渉が行える場合もあります。
プレイヤーが講和条件を提示する際、相手国がどの程度の講和条件まで受け入れるかは戦
況その他によって変化します。
但し、講和条件の中には相手国が絶対に受け入れないものも含まれているので注意して下
さい。
[24.23]
講和成立から中立化までのプロセスについて説明します。
(1)英国、ソ連、中国、豪州との間で和平交渉が成立すると、以下の「地域」に属する
全根拠地は自動的に「非武装根拠地」となります。
相手国 非武装化する根拠地 英国 インド、インド洋、ビルマ、マレーの全根拠地 ソ連 ソ連、満州、朝鮮の全根拠地 中国 中国の全根拠地 濠州 濠州の全根拠地
(2)非武装根拠地にいる連合国側の陸上兵力、航空機、艦船、物資は全て武装解除され
消滅します。
また非武装根拠地は暫定的に日本軍支配下となります。
継戦根拠地(日本側が侵攻側の場合)が非武装根拠地になると、そこにいた日本側
の全陸上兵力は「行動済」となります。
非武装根拠地では日本側陸上兵力、航空機、艦船、物資は日本領と同じように自由
に移動・通過ができます。
また非武装根拠地の治安度は一律100になり、蜂起は発生しません。
(3)講和成立時に定められた一定ターンが経過すると、非武装根拠地の勢力は講和条件
に従って「非武装」から「日本」「中立」「租借」のいずれかに変化します。
例えばソ連と和平交渉が成立した時、まず(1)の表に従ってソ連、満州、朝鮮に属する
全根拠地が非武装根拠地になります。
もしもソ連との講和条件が「極東ソ連の完全回復」だった場合、非武装根拠地は以下の通
りに変化します。
◆ソ連に属する全根拠地・・・・・・ソ連に返還され中立根拠地になります。
◆満州と朝鮮に属する全根拠地・・・日本領になります。
(4)非武装根拠地の内、相手国に返還される根拠地(前記の例の場合、チタやハバロフ
スクなどソ連に属する根拠地)にいる日本側の陸上兵力、航空機、艦船、物資は根
拠地が非武装根拠地でいる間に他の根拠地へ移動しなければなりません。
もしも一定ターンが経過して非武装根拠地が相手国に返還された時、根拠地に日本
側の陸上兵力、航空機、艦船、物資が残っていたら、これらは接収・武装解除され
全て消滅します。
非武装根拠地とは「敵地深く侵攻した部隊を講和成立後、撤兵させるルール」なの
です。
講和して中立化した国は、日本との間に「不戦条約」を締結します。
不戦条約を締結した国に対しては、以降「宣戦布告」コマンドは使用できません。
[24.24]
講和条件の中には「相手国の根拠地を日本に租借する」というものがあります。
租借された根拠地は相手国に返還されずに日本領となります。
租借された根拠地の治安度は100です。
(一旦、治安度が低下した場合は90までしかアップできません)
24.3 対米和平交渉仲介依頼コマンドについて
[24.31]
本ゲームの目的である「米国との講和」を果たすためにはまず[対米和平交渉仲介依頼]
コマンドにより中立国に日米和平交渉の仲介を依頼しなければなりません。
対米講和〜ゲーム終了までのプロセスは、以下の通りです。
(1)プレイヤーが中立国に「対米和平交渉依頼」コマンドを使用
(仲介の成功率については24.32項参照
)
(2)米国が和平交渉に応じると、米国の和平交渉イベントが発生
(3)プレイヤーが米国に「和平交渉」コマンドを使用
(4)講和会議が開催される(手順は24.22項で説明した通り)
(5)米国との和平が成立 → 日本側勝利でゲームは終了(24.33項参照)
米国との和平が決裂 → 戦争は継続しゲームも続行
[24.32]
和平交渉を依頼できるのは英国、ソ連、中国、濠州の4カ国で、いずれも勢力が「中立国」
でなければ依頼できません。
ソ連は開戦時から中立国ですが、他の国は和平交渉により中立化させる必要があります。
和平交渉仲介の成功率は以下の通りです。
◆中国・・・仲介成功率は10%です。他に不戦条約を締結している中立国があれば
1国につき+10%されます。
◆英国・・・仲介成功率は30%です。他に不戦条約を締結している中立国があれば
1国につき+30%されます。
◆ソ連・・・不戦条約締結前の仲介成功率は10%、締結後は30%です。
他に不戦条約を締結している中立国があれば1国につき+20%されま
す。但し、国交断絶状態では0%です。
◆濠州・・・仲介成功率は10%です。他に不戦条約を締結している中立国があれば
1国につき+10%されます。
上記のように、仲介の成功率は不戦条約を締結している中立国が多いほど高くなります。
また、マップ上に連合国側根拠地が存在していない時には、どの国に仲介を依頼しても
成功率は100%になります。
上記の4カ国に[対米和平交渉仲介依頼]コマンドが使用できるのは、シナリオを通して
1カ国につき1回だけです。
つまり、米国と講和するチャンスは最大4回までということです。
[24.33]
もし和平交渉仲介が成功して講和会議が開催されたとしても、米国が日本の提示した講和
条件を受け入れるとは限りません。
本ゲームでは米国民の「国民戦意」がデータ化されており、国民戦意が高いほど講和条件
を受け入れにくくなります。
また国民戦意だけでなく、日本側が「太平洋1」「太平洋2」「ニューギニア」「フィリ
ピン」に属する根拠地をどれだけ占領しているかによっても講和条件を受け入れるか否か
が変化します。
当然のことながら、日本側の占領地が少なければ全く講和条件を受け入れないので注意し
て下さい。
24.4 中立国との外交
[24.41]
中立国に対して行える外交コマンドには[宣戦布告][対米和平交渉仲介依頼][同盟]
の3つがあります。
[24.42]
[宣戦布告]は、不戦条約を締結していない中立国に対して使用できます。
(開戦時のソ連とタイがこれにあたります)
このコマンドにより相手国は「中立国」から「連合国」になり、日本と戦争状態に入りま
す。
[24.43]
[対米和平交渉仲介依頼]は、英国、中国、ソ連、豪州が中立国の時に使用できます。
このコマンドにより相手国に対米和平交渉の仲介を依頼することができます。
詳細は24.3項で説明した通りです。
[24.44]
[同盟]はタイが中立国の時のみ使用できます。
このコマンドによりタイと同盟を締結できます。
タイがこれに応じ日本の同盟国になるとタイ国内にいるタイ陸軍は武装解除され消滅しま
す。
但し、艦船はバンコクに在泊したまま残ります。
プレイヤーは[艦艇譲渡]コマンド(24.53項参照)により、タイ海軍の艦船を日本海軍に
編入することができます。
[24.45]
ソ連はゲーム開始時には中立国ですが、日本側が[宣戦布告]コマンドを使用しなくても
以下の条件を満たすと日本に対して宣戦布告してきます。
◆ソ連との国境にある根拠地(ハイラル、孫呉、チャムス、東安、牡丹江)の日本軍が
弱体化している場合、ソ連は次第に態度を硬化させ、やがて日本に対して宣戦布告し
てきます
(上記各根拠地の火力が1箇所でも270未満になると危険です)。
◆ドイツが降伏してヨーロッパの戦いが終ると、国境の日本軍兵力に関わらず次第に態
度を硬化させ、やがて日本に宣戦布告してきます。
24.5 同盟国との外交
[24.51]
同盟国に対して使用できるコマンドには[援助][艦艇譲渡][併合]の3つがあります。
[24.52]
[援助]コマンドは満州、仏印、タイ、自由インド仮政府の「援助要請イベント」が発生
したターンにのみ使用するコマンドです。
援助要請イベントとは、同盟国が日本に対して商船の譲渡を求めてくるイベントです。
援助要請イベントが発生したターンにコマンドを使用しないと、援助要請を断ったものと
見なされます。
[援助]コマンドは日本の商船を相手国に譲渡するコマンドです。
譲渡するのは「商船」に区分される船なら何でも構いません。
(特設巡洋艦や補助空母でもOKです)
但し、譲渡される商船は以下の条件を満たしている必要があります。
◆商船の状態
全ステップが「健全」状態であること。
◆商船の在泊場所
日本本土の根拠地または相手国に属する根拠地(自由インド仮政府の場合はシン
ガポール)のいずれかに在泊していること。
プレイヤーが上記の条件を満たしている商船を1隻選ぶと、その商船は譲渡されたものと
してマップ上から消えます。
援助要請に応じないと、相手国の親日度は20〜25低下してしまいます。
[24.53]
[艦艇譲渡]はタイと仏印に対して、シナリオ中各1回づつ使用できるコマンドです。
このコマンドにより相手国の艦船を日本海軍に編入することができます。
但し、コマンド使用に伴い相手国の親日度が20〜25低下してしまいます。
編入される艦船は以下の通りです。
◆タイ・・・海防巡洋艦「S・アユタヤ型」(バンコクに在泊)
水雷艇「プーケット型」 (バンコクに在泊)
◆仏印・・・軽巡洋艦「D・トルーアン型」(サンジャックに在泊)
通報艦「ブーゲンビル型」 (サンジャックに在泊)
[24.54]
[併合]は満州、仏印、タイが同盟国の時に使用できるコマンドです。
このコマンドにより相手国は日本に併合され、勢力は「同盟」から「併合」に変わります。
相手国に属する根拠地の治安度は全て50に低下(50未満の根拠地はそのまま)し、
同盟国艦艇は全て自沈します。
一旦併合した国家とは以降、一切の外交が行えません。
また、このコマンドを1回使用するごとに国際的信用が低下し、米国民の戦意が10アッ
プします。
24.6 自由インド仮政府
[24.61]
自由インド仮政府はゲーム開始時には存在しません。
以下の条件を満たした時に「自由インド仮政府樹立要請」イベントが発生します。
◆シンガポールが日本領であること。
◆Uボートでインド独立運動の志士が来日していること。
このイベントが発生したターンに[自由インド仮政府樹立]コマンドを使用すると、シン
ガポールに自由インド仮政府が樹立されます。
自由インド仮政府は樹立と同時に日本の同盟国となります。
イベントが発生したターンにコマンドを使わないと、樹立要請を断ったものと見なされます。
[24.62]
自由インド仮政府の存続は、英国との和平交渉に影響を与えます。
24.7 同盟国の脱落
[24.71]
同盟国は以下の条件を満たすと日本との同盟を破棄します。
◆自由インド仮政府の場合
親日度が0になると自由インド仮政府は解散します。
この時、シンガポールの治安度は50に低下してしまいます。
(当初から50未満の場合はそのまま)。
シンガポールが連合国側に占領された場合も解散します。
◆その他の同盟国の場合
新日度が0になると親日政権は失脚し、該当国の勢力は「同盟」
から「連合国」に変わります。
この時、該当国に属する全根拠地の治安度は50に低下してし
まい(当初から50未満の場合はそのまま)、同盟国艦艇は全て
自沈します。
同盟国の全根拠地が連合国側に占領された場合も同様です。
[24.72]
日本との同盟から脱落した国家とは、以降一切の外交は行えません。