『太平洋戦記2』改良項目
総合系
1 エディターの搭載。
シナリオ開始時に艦艇、航空機、戦車の能力を変更できる。
シナリオ開始時に日本軍根拠地の兵力を変更できる。
シナリオ開始時に日本軍根拠地の能力を変更できる。
シナリオ開始時に日本軍根拠地の物資を変更できる。
2 外交システムの導入
対象となる国家は米国、英国、ソ連、中国、濠洲、タイ、仏印、満州、
自由インド仮政府(樹立された場合のみ)である。
キャンペーンの最終目的(勝利)は対米講和を成立させて戦争を終結する
事である。
3 潜水艦特殊任務としてインド洋通商破壊戦、ドイツ派遣、米本土西岸通商
破壊戦、パナマ爆撃を導入する。
インド洋通商破壊戦により英国の生産力を低下させされる。
ドイツ派遣に成功すればドイツからの対日派遣Uボートによる科学技術援
助や各種イベントが期待できる。
米本土西岸通商破壊戦により米国の生産力を低下させられる。
パナマ爆撃により大西洋艦隊及び米新造艦の太平洋回航を遅らせられる。
4 米本土への戦略爆撃を導入する。
富嶽は太平洋及び日本本土のどこからでも米本土西部(7根拠地)を空襲
できる。
反対にB36は米本土西部から日本本土を空襲できる。
キ74及びキ91はハワイもしくはダッチハーバーから米本土西部を空襲
できる。
米本土中部及び西部の根拠地(16箇所)はプログラム内ではデータ化さ
れているが攻撃対象とはならないのでゲーム中では登場しない。
5 輸送潜、輸送艦、工作艦、通報艦などの艦種を増加する。
6 タイ海軍のS・アユタヤ型やプーケット型、英海軍のネルソン型やハント
型、仏海軍のリシュリュー型やD・トルーアン型、米海軍のLSTやバル
カン型、J・C・バトラー型、日本海軍の神洲丸型や明石型、綾瀬型、あ
きつ丸型陸軍空母、山汐丸型タンカー空母、特設巡洋艦など新艦型を32
クラス追加する。
7 輸送機や高性能夜戦(火竜改)、ジェット艦戦(旋風)、ジェット爆撃機
(景雲改)など10機種を追加する。
8 治安部隊、空挺部隊を追加する。
9 空挺部隊による降下作戦及び空輸の導入。
10 戦車を導入する。
11 兵器開発を航空機、艦艇、戦車に区分する。
また艦艇、戦車も航空機の様に開発順位をつけ優先選択できる様にする。
操作系
1 全般的に操作性を改善する。
移動先等の指定時に情報表示機能を追加する。
セーブ機能の強化。
作戦航海時の天候表示。
連合軍艦隊の艦隊ナンバー表示を任意で未表示とする。
夜間爆撃/高高度爆撃時には工場種類、生産力しか表示しない。
物資、陸戦兵器一覧、ドック一覧を追加する。
戦闘終了時の損害表示機能を追加。
ゲーム終了時に図表類を表示
根拠地の機種数を9、空母類の機種数を5に増加する。
航海時の針路変更を旧版の3回から20回に増加する。
定期陸上移動を旧版の80から200に増加する。
最大艦艇数を旧版の日本500隻(空母50隻)、連合軍700隻(空母
70隻)から双方とも2000隻(空母200隻)に増加させる。
2 日本軍の艦隊名/潜水隊名を任意に変更可能とする。
艦隊数を旧版の30から80に増加する。
潜水隊数を旧版の20から80に増加する。
3 輸送船、タンカー、輸送艦などの搭載物件を2種類にする。
4 戦闘履歴に艦船の竣工を追加。
5 入港しても艦隊を解散しない機能をつける。
6 洋上の艦隊に対し経路航海を導入する。
旧版では合計60だった根拠地の定期航路を各100に増加する。
根拠地系
1 資源採掘量を増やす。
2 飛行場能力は爆撃や艦砲射撃でも30までしか低下しない。
ただし航空機数は0まで低下する。
飛行場能力は占領でも30までしか低下しない。
占領時、工場生産力は0にまでは低下しない。
3 根拠地の陣地に上限を設ける。
上限は根拠地に所在する部隊数の5倍である。
ただし部隊が転出しても陣地が減少する事はない。
根拠地の飛行場に上限を設ける。
上限は地形及び地積によって決定される。
4 工場に対する爆撃時、治安度もしくは民度が低下する様にする。
ただし民度、治安度が30未満であれば低下しない。
5 根拠地の部隊、航空機にスタック制限を設ける。
部隊は地積、航空機は飛行場能力でスタック制限が決定される。
6 シンガポール、スラバヤ、ハワイ、コロンボにドックを追加する。
シンガポールの精錬所はクアラルンプールへ。
7 1根拠地に両軍が在陣できる様にする。
両軍が在陣している根拠地は継戦根拠地となりここでの戦闘は再戦として
行われる。
戦闘解決系
1 作戦フェイズ間、士気値を継続させる。
士気値1以下の場合、陸戦(協同攻撃を含む)はおこなえない。
増援は可能である。
陣地爆撃、陣地艦砲射撃、空挺降下で士気値が低下する。
ただし1以下には低下しない。
空挺降下時の士気は「混乱が発生すれば基本値」しなければ「協同攻撃部
隊の士気」が適用される。
士気の継続化により「爆撃や艦砲射撃後の優位」や「波状攻撃の優位」が
再現できる。
2 艦隊戦を昼戦と夜戦に細分する。
昼戦の場合、乱数を発生させ空母による航空反撃を実施させる。
夜戦の場合、射程が短距離、中距離、長距離の3段階となり射程の短い兵
器でも射撃するチャンスが増す。
レーダーや逆探の命中率修正は夜戦のみとなる。
3 遠距離雷撃を導入。(61p魚雷を射程8とする代わりに命中率を0.2
倍、射程7とする代わりに0.4倍、射程6とする代わりに0.6倍、射
程5とする代わりに0.8倍、射程4なら1倍とする。
4 各種基本命中率を任意で可変とする。
水平爆撃の対艦命中率は基本値が6%だがこれによりプレーヤーの任意に
よって2%まで低下できる。
5 目標の大きさによる命中率修正を導入する。
◆対艦爆撃 小型艦 0.8倍
150ステップ未満の大型艦 0.9倍
その他(商船含む) 1倍
◆対空射撃 6発機 1.4倍
4発機 1.2倍
双発機 1倍
単発機 0.8倍
6 飛行場に対する水平爆撃の命中率を2倍にする。
地域によるVTヒューズの制限(ソ連、満州、中国、朝鮮、仏印)
爆撃時、高速艦の回避率を高くし停泊艦の回避率を低くする。
停泊艦1.6倍
低速艦1.3倍
中速艦1倍
高速艦0.7倍
7 開戦時の米魚雷不発を任意でルール化する。
1943.6 早発問題解決
1944.1 信管問題解決
連合軍魚雷が命中する度に判定し1943年6月までは30%、1944
年1月までは15%が不発になる。
日本潜水艦の騒音を任意でルール化する。
水上艦側の発見率が1.2倍、対潜兵器の命中率が1.2倍
8 艦船攻撃時の目標最大数を任意で可変とする。
10、15、20、無制限の4種類である。
9 部隊への爆撃時の戦闘解決、陣地の効果を全面改訂する。
基本的に部隊に対する爆撃は効果を低下させその代わりに士気の低下を
導入する。
森林、密林に対する爆撃では更に効果を低下させる。
10 対空戦、迎撃戦での撃墜判定を変更する。
11 陸戦の基本士気値を3の固定と年代による可変の切替にする。
年代による艦載兵器の命中率修正を任意で可変とする。
開戦〜1942 日本砲撃1.2倍 連合砲撃0.8倍
日本雷撃1.4倍 連合雷撃0.6倍
1943 修正なし
1944以降 日本砲撃0.8倍 連合砲撃1.2倍
12 対空射撃の命中率を上げる代わりに命中判定を2回までとする。
13 部隊爆撃を損害判定日露型の打撃回数方式にする。
14 空戦のイニアチブ決定時に任意により乱数を加味する。
全戦闘機の機動力を乱数で加減(−1〜+1)する。
ただし捕捉判定で機動力は変化しない。
その他
1 好きな艦名をつけられる様にする。
数字艦の艦名も変更できる様にする。
連合軍新造艦の艦名選定ルーチンを改良する。
2 戦局報告の導入(連合軍の動向についても表示)。
3 台風時の揚搭を禁止する。
4 連合軍の工兵が機械化されていた事を再現する為、連合軍工兵隊の能力を
2倍にし部隊数を約1/2に減らす。
5 連合軍潜水艦の編成を改良する。
開戦時の潜水艦脅威を若干、緩和する。
6 内地の道路を変更する。
7 任意で艦船の解体を順次処理とする。
8 動員システムの改良及び生産力への影響。
9 人造石油工場の追加(旭川)
10 巡航速力の算定を一元化する。
11 U9C型の来着及び日本の国産化を導入
到着したら量産化研究をするか決定する。
量産化研究をするならその間、新型潜水艦開発は中止される。
量産化研究が終了すると建造できる。
量産化研究に必要な期間は乱数決定される。
Uボートの技術協力では科学技術と人造石油、特例としてタ弾など各種イ
ベントを用意する。
タ弾の効果は歩兵用携帯兵器(治安部隊、攻撃部隊、守備部隊の対戦車火
力+1)と戦車用(89式中戦車、97式中戦車、1式砲戦車、3式軽戦
車の対戦車火力+1、4式自走砲の対戦車火力+2)に分かれる。
12 作戦フェイズ中に「臨時物動」が行える様にする。コマンド消費はなし。
定期化も可能。