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第12回(2015年3月10日掲載)
第12回は「訓練支援艦くろべ」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
埠頭に近い方が「くろべ」で隣が僚艦の「てんりゅう」だ。
2隻で「第1海上訓練支援隊」を編成している。
旗艦?
もちろん「くろべ」だ。
ねっ、小さい割に幅が広いでしょ。
床の線で囲ってある部分がエレベーターだ。
小さいけど空母と同じ様なモノである。
下の甲板からエレベーターに載せられ標的機が上がってくるのだ。
う〜ん、かっこいいぞ。
いつもはここに士官達がズラリと並んで会議をしたりメシを食ったりする。
今日は客がズラリと並んでいる。
一人だけ制服を着ているのが艦長だ。
艦内神社である。
御利益があるらしいぞ。
たしか艦橋に付いてるトイレだったかな?
トイレはここだけではない。
大勢が使う便器のたくさんあるトイレはずっと下の艦首にある。
帆船の昔から「トイレは艦首」と決まっているのだ。
みんなも軍艦に乗ってトイレを探す時には艦首に行った方が良いぞ。


第11回(2011年5月27日掲載)
第11回は「思い出の写真(コレヒドール編)」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
コレヒドール要塞のハーン砲台にある305ミリカノン砲。
射程は27000mだそうだ。
随分デカイでしょ。
これまたコレヒドール要塞にあるクロケット砲台の305ミリ隠顕式カノン砲。
この砲は装弾時が低姿勢、射撃時が高姿勢なんだけど今は低姿勢になってる。
射程は13000mでかなり短い。
その理由は掲示板で書いとくね。
コレヒドール島ウェイ砲台の305ミリ臼砲。
この砲台にはこれがズラリと4門も並んでるんだ。
旅順で日本軍が使った28榴に少し似てるでしょ。
ちなみに射程は11000mで凄く短い。
まあ砲身も短いし当たり前だよね。
これは日本海軍の10年式45口径12センチ高角砲。
コレヒドールには米軍だけじゃなく日本軍の火砲もいっぱいあるんだ。
米軍がコレヒドールを奪回した時、かなり激戦が繰り広げられている。


第10回(2011年4月24日掲載)
第10回は「ボードゲーム」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
これがなんと「といぼっくすこばやし」のサービス券なのだ。
WFでは良い行いをした時に授与されたと云われる。
WFの同人誌「ホワイトファング8号」だ。
僕の書いた記事「香港ゲーム事情」が載ってるぞ。
香港で入手した「ワーテルロー戦役」。
読める?
これまた香港で入手した「珊瑚海海戦」。
AHの「ミッドウェイ」のエキスパンションキットの海賊版だ。
なんと「D・ガダルカナル島争奪戦」って書いてあるんだよ。
AH「ロシアンキャンペーン」の海賊版だ。
もちろん香港製である。
ちなみに「史太林」とはスターリンの事だ。
中越大戦と言うゲームだ。
もちろん香港製。
中越戦争を扱ったゲームは珍しいよね。
中越大戦のマップとユニット。
戦闘解決表が複数ありプレイヤーの意志でどれを使用するか決定できるらしい。
昔から漢字の読み書きは不得手だから詳しい事はわからんけど。
AHのエンパイアインアームズ」だ。
さいわいユニットを切らずにおいたので地震の被害を受けずに済んだ。
もし切っていたらどんな事になっていたか・・・
英仏露が入り交じって凄まじい惨状を呈していただろうな。
だってとてつもなくユニット数が多いんだもん。


第9回(2011年1月26日掲載)
第9回は「思い出の写真(火砲編)」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
これはサイパンにあるマニャガハ砲台の15.2cm40口径砲だ。
安式って刻印されてるけどこれはアームストロングの略。
もともとは艦載砲だったんだけど大戦中は要塞砲として各地に配備された。
前の写真の砲を背部から撮った物。
安式15.2cm40口径砲は吉野型巡洋艦をはじめ三笠型戦艦まで幅広く装備されたが鹿島型戦艦から45口径となり金剛型では50口径となった。
ハワイ諸島のオアフ島のホノルル市のワイキキ地区のデルシー要塞のランドルフ砲台にある米軍の7インチ45口径砲。
これまた元艦載砲を転用した要塞砲だ。
7インチってのは17.8cmで他国の同種砲よりちょっと大きい。
ウラジオストックにあるソ連軍の13cm55口径砲。
これもまた元艦載砲を転用した要塞砲。
この砲は13cmながら弾頭重量36kg、射程2万3百mと日本海軍の14cm50口径砲(弾頭重量38kg)に匹敵する性能をもっている。


第8回(2011年1月11日掲載)
第8回は「思い出の写真(人物編)」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
これは1987年9月21日に源田実先生のお宅に伺った時の写真だ。
色々なお話を聞けて良かったけどあがっちゃったなあ。
2度目以降は遠慮なくズバズバ質問できたんだけどね。
これは澤地久枝さん。
1994年の南方慰霊ツアー(ふじ丸)で色々と楽しく歓談した。
たぶん、ニューギニアのラエ入港直前に撮った写真だと思う。


第7回(2010年12月8日掲載)
第7回は「思い出の写真(車輌編)」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
ラバウルのココポで展示されている「
ラバウルの97式軽装甲車
たしか場所は金剛洞の近くだったと思う。

第6回(2010年12月2日掲載)
第6回は「思い出の写真(艦艇編)」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
1971年の横須賀長浦港。
左に掃海艇、右に雑木林(PF)の群が見える。
雑木林には是非、乗って見たかったなあ。
これはフレッチャー型の護衛艦「ゆうぐれ」
当時は掃海艇部隊の旗艦だった。
浦賀で修理中の護衛艦てるづき」と敷設艦「つがる」
公開日でもないのにいきなり見学を申し込んだら上甲板に上げてくれたよ。
40年ほど前の話だけど。
珍しいでしょ?
元松型駆逐艦の護衛艦「わかば」だ。
39年前、「ゆうぐれ」の艦上から撮影したんだ。
「わかば」の対空レーダーは撤去後、「かとり」に装備されたそうだが...
あれ、まだついてるぞ。
って事は「かとり」のマストには...
もしかして対空レーダーなし?
今、三笠の艦橋には新式の測距儀が装備されてるけど40年ほど前にはこんなのがついてたんだ。
ちなみに右に写ってるのが僕だ。

第5回(2003年12月1日掲載)
第5回は「戦車の砲塔」と「勝利の悲哀」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
今日の「御題」は「戦車の砲塔」と「勝敗の悲哀」だ。
ウラジオストックの軍艦波止場に御存知、T34/76(タミヤで言う所のチェリャビンスク型!)の砲塔が飾ってある。
まあ、勝った側のモニュメントだからキラビヤカなのも仕方ないが...
(ガイドは「ベルリンに一番乗りした車両だ。」とのたもうたがロシア語の解説文が読めんので真偽のほどはさっぱり?)
戦車の砲塔でも今度は負けた側の95式軽戦車。
場所はウラジオストックのロシア太平洋艦隊博物館。
どう見てもこれは展示してあると言うより捨ててあるとしか思えんのだが?
(それにしてもヒドイ扱いだ。)
後日、同地を訪れた「鍬取る工兵氏」によれば「この砲塔はきれいさっぱりなくなっていた。」との事だがはてさてどこに行っちゃったんだろうね。
状況からしてまさか燃えないゴミの日に?
負けるってのは悔しいなあ。

第4回(2002年10月31日掲載)
第4回は「ハワイの合衆国陸軍博物館」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
行ったのは何年前の事だったかなあ。
10年は経っていると思う。
ここにも結構、面白い物があるんだ。
まずはコレ。
鋼鉄の騎士IIV1.5で登場したM15対空自走砲だ。
雨ざらしなので保存状態は悪いがその代わりに上に乗っても叱られない。
僕がコイツの現物を見たのはここが初めてだった気がする。
米軍の車両ばかりじゃない。
日本の戦車や火砲も展示されている。
コレは言わずと知れた95式軽戦車だ。
なんだか変な迷彩塗装と砲塔側面の旭日旗が泣けるね。
さてこれはナンでしょう?
機関銃を装備した戦車の砲塔状の物の下にドラム缶の様な物がついている。
じつはコレは海岸などに下部を埋めて使用する簡易トーチカなのだ。
結構、装甲が厚いぞ。

第3回(2002年10月23日掲載)
第3回は「千歳駐屯地の珍車両その2」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
前回に引き続き今回も千歳駐屯地の珍車両だ。
さて諸君はこの車両を知っているかな?
なんと60式装甲車が制式化される前に開発された試作APCなのだ。
なんとなく旧軍の1式装甲兵車を彷彿とさせるフォルムだね。
土浦の武器学校にも試作APCが展示してるけどそれと違うタイプなので注意して戴きたい。
うむ。
頑丈そうな後部ハッチだ。
ずいぶん重そうだが...

第2回(10月8日掲載)
第2回は「千歳駐屯地の珍車両その1」です。
撮影者コメント(阿部隆史)
千歳駐屯地には結構変わった車両が展示されている。
機会があったら寄って見ると面白いよ!

陸上自衛隊では長らく60式自走106ミリ無反動砲を普通科連隊の主力対戦車兵器として運用してきたけどその開発時、こんな試作車が製作された。
60式自走106ミリ無反動砲は連装砲だったけれどもなんとこの車両には105ミリ無反動砲が4連装で装備されていた。
命中精度の高い106ミリ無反動砲が実用化された為、本車は試作に終わってしまった。
なお本車と似た様な車両に米軍のオントス(なんと6連装!)がある。

第1回(2002年10月2日掲載)
GSギャラリー、第1回はT35の模型(1/35)です。
製作者コメント(阿部隆史)
あまり見せられるような出来じゃないんだけど。
苦労だけは目一杯した。
なにしろ箱に入っているキャタピラだけで360枚もあったんだから。
駅伝ランナーがタスキを繋ぐように心を込めて一枚一枚紡いだキャタピラ。
どうしてこれを見せないでいられよう。
よって本来、装着されるべきスカートと梯子は...
ない。
やっぱりにぎやかな方がいいからね。
総勢8名もの戦車兵を各砲塔やドライバーズハッチへ乗せてみた。
でも全員を同時に写すのは...
アングル的に無理だ。
遠景に写っているのは1/87のT35である。
1/87とは言え結構でかいのでビックリする。
うまく組み合わせると遠近感がでるのだが...
今度、背景つきで撮り直してみよう。